2019年05月01日

小玉武編『山口瞳ベスト・エッセイ』読み終える

2019/04/29(日)曇り


小玉武編

『山口瞳ベスト・エッセイ』

20183月第1刷発行

筑摩文庫

407ページ


文庫オリジナル

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なんといおうと週刊新潮『男性自身シリーズ』の熱い最中に台湾で飛行機事故で急死した向田邦子を追悼した7回連載された「木槿の花」が力入って良かったね

また自分の招集された末期日本軍の有り様や前後の悲惨な生活から4回にわたり理路整然と書かれた学者

清水幾太郎教授の武力=国力を真っ向から非難し戦争反対を唱えた「卑怯者の弁」

そして仲違いして交流が途絶えてしまった敗戦直後に入学した鎌倉アカデミー以来の恩師高橋義孝先生のことを最後に書いた「仔象を連れて」の3作品が印象に残っている先生の長男の嫁が設計した自宅のことで揉めたとのこと当時は長男夫妻は離婚していたことでより複雑にしてる

両人の苦虫を噛み潰したよう頑固な顔が思い浮かぶ一杯盃を交わせばすぐ元に戻ったんだろうがどちらも維持を押し通したということだろうね


随筆を書くような小説をそして小説を書くように随筆を書くまさに見事な実践であった


男性自身シリーズはずっと穴を空けたことないないし締切は現場の職工さんの読みやすいようにきれいな原稿を毎回渡していたという伝説もあるこちらも作家の鏡だねできそうで簡単にできることではないものね


ちなみに帯の惹句にある「悲喜哀歓を描く」という言葉は瞳さんが最も嫌いっていた常套句作家なら誰でもそれを描こうと思い作品を書いているまた「悲喜哀歓を描く珠玉」と言われるとおいおいそんな当たり前のことを言わっさんなと即座に拒否して自分でコピー考えたはずだこの文庫に携わっている編集者なら十分わかっているはずだがなあ残念でならない



posted by httr at 20:40| 岐阜 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平成最後の日も令和最初の日も残念ながら病床で過ごす

2018/5/1(水)雨降ったりやんだり


結局平成最後の日も冷和最初の日も羽島市民病院病室のベッドで過ごすこと過ごすことになってしまった 天気も雨が降り続いてますね


写真は40数年来の老朋友が小金井から見舞いに30日 振替休日の月曜日に来てくれた際に大仏寺に寄って撮ってくれたという阿弥陀如来様を写メで送信してくれましたが残念ながら上手くコピーできません



posted by httr at 20:36| 岐阜 ☔| Comment(0) | 入院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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