2019年05月12日

山口瞳『行きつけの店』読みました

2019/05/09(木)晴れ時々曇り


山口瞳

『行きつけの店』

平成12年(2000年)1月発行

新潮文庫

271ページ

 

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平成5年(1993年)4月ティービエス・ブリタニカより刊行


瞳さんの男性自身シリーズはじめとした随筆に何度も登場したり小説の中でもモデルになった小料理屋寿司屋飲み屋バー喫茶店旅館居酒屋などを改めて写真付きで紹介した良書


瞳さんはその店の料理や飲み物については語らず誰か他の同行者に語らさせて自分ではその店の雰囲気や主人マスター女将女中さんを気に入り好きなるのだと書いている 

なるほどだから北海道から九州に至るまでの決まった店に何度も通えるのだなあこんな付き合いかたもあったんだなあと感心させられたまだいい時代だった


知らぬ間にぼくも馴染みになってしまった

あえて通ってみたい店を絞ってみよう

国立の文蔵ここは外せない

銀座のクールこんなバーで毎日ハイボール一杯やってみたい

銀座の鉢巻岡田 

祇園のふく屋混ぜご飯食べてみたい

長崎のとらす寿し鯵の握りはどんなもんだろう


もう四半世紀以上前の話まだ営業しているのかなあ 







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2019年05月11日

梶山季之『せどり男爵数奇譚』読み終える

2019/05/06(月)振替休日


梶山季之

『せどり男爵数奇譚』

20134月第11

20006月第1

ちくま文庫

300ページ


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初出

「オール讀物」昭和491974年)年1月号〜6月号連載

19747月桃源社単行本化

197610月「集英社コンパクトブックス」収録

1983年河出書房新社より文庫化

19956月夏目書房より再び単行本化

本書は夏目書房版を元本


山口瞳さんの心友元トップ屋梶山季之さん晩年の古書と古本屋を題材にした娯楽短編推理6作品雑誌に連載後単行本と文庫化を数回繰り返しちくま文庫でも何度も増刷されたようにかなり人気があったようだ

ぼくも興味あった題材おそらくちくま文庫発行された時に一度読んだ記憶がある今回改めて読み直し全国各地から香港まで舞台にお色気もあり傑作だなあと改めて感心した 


今の古本と古本屋の利用形態とはまったく違ってしまったまだ紙媒体として大量消費ではなく11冊が評価されたいい時代の物語だそれだけに殺人まで厭わない古本の古今東西の偏執狂がとても一般人には理解できない人物として登場している


タイトルが一気通貫とか嶺上開花など役満の技名がつけられとても洒落ているのもいい



2019/05/11(土)快晴


午前弟が今週届いた郵便物朝刊着替えそれにビスケットとチョコの差し入れ持ってきてくれた毎回本当に助かりますありがたいと感謝

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2019年05月10日

フォトブック街角写真家佐々木啓太keita's book014『高尾山』に刺激もらう

2019/05/04(土)


フォトブック

街角写真家

佐々木啓太

keita's book014『高尾山』

2019/04


26ページ


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毎回出来上がるたびにすぐ郵送していただいてる今回は街中ではなく高尾山の登山道周辺の作品です発売されたばかりのGVで撮影した光と陰森と水を感性で捉えたカラーとモノクロ作品だいつもながら佐々木さんの作品は刺激を大いにもらっている


ぼくもまた散策できるよう元気にならなくちゃと改めて強く思った



2019/05/10(金)曇りのち晴れ


午後イチで同じ町内に住む中学校の同級生突然見舞いに来てくれましたうれしかったあありがたい4月から市内の資料館の館長をやっているとのこと此処で収集されたいる映写機とかポスターなどの映画資料は全国的に見ても質量とも素晴らしいものですただ展示の仕方が稚拙です専門家の手でぜひ工夫して欲しいものです畑仕事で真っ黒に焼けていたのが羨ましかったあ元気にならなくちゃね


そのあと点滴針を安定的に入れるために肩から静脈カテーテルと股から菌の有無を調べるために動脈カテーテルを入れる施術が病室でありました30分ちょっとで終わりました痛み止め注射のおかげで痛くありませんでしたちょっと疲れました

posted by httr at 21:44| 岐阜 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

東海林さだお『猫大好き』読み終える

2019/05/03(金) 晴れ時々曇り 憲法記念日

東海林さだお
『猫大好き』
2017年8月第1刷
文春文庫
254ページ
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初出
「オール讀物」
2012年10月号〜2014年3月号
(「男の分別学」を改題)
単行本
2014年7月文藝春秋刊

まさか令和に変わった最初に東海林さだおを読むとは思いもしなかった ぼくは若い時ほんの一瞬東海林さだおに凝ってた時あって漫画もエッセイも集中していた時あった そのうち漫画もエッセイもそのノリはどうもオレには合わないという思いから一切離れてしまった

今回は丸谷才一からの猫繋がりで読み始めたがまるまる1冊が猫ものでなくラーメンエッセイから始まっていたので中断していた

「猫大好き」はさすが面白かった
猫の習性をすべて許してしまうのは猫好きのこれまた習性であるんだな 猫はこうして人間に可愛いがられていることや何をしても許されてしまうことをよく承知して面白がったり楽しんだりしているという東海林さだおの観察眼は鋭い

ほかでは内臓や神経や心理についてよく調べ自分ではコントロールできないことわかったというや内臓とわたし」や「がんは手術しないほうがいい」と主張している近藤誠先生との対談が意外にも面白く役だった 

2019/04/25(木)

昼からポートに針刺した処が赤くなり膿んで痛い 感染しているということで内視鏡で抜くことになり15:00ごろから急遽ベッドでポートの針を抜いて新たな針を刺したり股のところから管入れるための針を刺すなど準備し施術所にベッドのままサ運ばれました
16:00施術ベッドに移されたことまでは覚えているのですがすぐに痛み止めが効いて意識無くなりまたベッドで病室に戻りナースに起こされたのが18:00でした

2019/05/03(金)

今日まで一週間以上たち変わったのは点滴はポートではなく右腕からという点だけです
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2019年05月01日

小玉武編『山口瞳ベスト・エッセイ』読み終える

2019/04/29(日)曇り


小玉武編

『山口瞳ベスト・エッセイ』

20183月第1刷発行

筑摩文庫

407ページ


文庫オリジナル

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なんといおうと週刊新潮『男性自身シリーズ』の熱い最中に台湾で飛行機事故で急死した向田邦子を追悼した7回連載された「木槿の花」が力入って良かったね

また自分の招集された末期日本軍の有り様や前後の悲惨な生活から4回にわたり理路整然と書かれた学者

清水幾太郎教授の武力=国力を真っ向から非難し戦争反対を唱えた「卑怯者の弁」

そして仲違いして交流が途絶えてしまった敗戦直後に入学した鎌倉アカデミー以来の恩師高橋義孝先生のことを最後に書いた「仔象を連れて」の3作品が印象に残っている先生の長男の嫁が設計した自宅のことで揉めたとのこと当時は長男夫妻は離婚していたことでより複雑にしてる

両人の苦虫を噛み潰したよう頑固な顔が思い浮かぶ一杯盃を交わせばすぐ元に戻ったんだろうがどちらも維持を押し通したということだろうね


随筆を書くような小説をそして小説を書くように随筆を書くまさに見事な実践であった


男性自身シリーズはずっと穴を空けたことないないし締切は現場の職工さんの読みやすいようにきれいな原稿を毎回渡していたという伝説もあるこちらも作家の鏡だねできそうで簡単にできることではないものね


ちなみに帯の惹句にある「悲喜哀歓を描く」という言葉は瞳さんが最も嫌いっていた常套句作家なら誰でもそれを描こうと思い作品を書いているまた「悲喜哀歓を描く珠玉」と言われるとおいおいそんな当たり前のことを言わっさんなと即座に拒否して自分でコピー考えたはずだこの文庫に携わっている編集者なら十分わかっているはずだがなあ残念でならない

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平成最後の日も令和最初の日も残念ながら病床で過ごす

2018/5/1(水)雨降ったりやんだり


結局平成最後の日も冷和最初の日も羽島市民病院病室のベッドで過ごすこと過ごすことになってしまった 天気も雨が降り続いてますね


写真は40数年来の老朋友が小金井から見舞いに30日 振替休日の月曜日に来てくれた際に大仏寺に寄って撮ってくれたという阿弥陀如来様を写メで送信してくれましたが残念ながら上手くコピーできません



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2019年04月26日

平成のうちにヨタヨタながら歩けました

2019/04/26(金)雨のち晴れ時々曇り


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今週はじめごろから毎食の「ねり梅」のパッケージが変わりましたというよりメーカーが変わったのかな今までは梅干し色に白抜き文字でしたが今度のは逆になり中身が見えるようになりました


今日の午前理学療法士のマッサージとリハビリ最後に病室内を歩行器につかまりながらヨタヨタ歩く平成のうちに歩ければなあと思っていて実現できてうれしかった

午後外国人ヘルパーさんに車椅子で連れて行ってもらい診療棟1階総合受付で保険証確認高額限度額申請証の確認と会計で3月治療費を支払う帰りには入院棟1階売店に寄って1万円細かくするためにビスコ130円買うこれも4月中にやろうと思っていたのでできてよかった


脇田さん2週間ぶり足マッサージ気持ち良かったあ


posted by httr at 19:07| 岐阜 ☁| Comment(0) | 入院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月25日

丸谷才一『猫だって夢を見る』読む

2019/04/24(水)雨


丸谷才一

『猫だって夢を見る』

199210月第1

文春文庫

334ページ

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初出誌 

オール讀物19881月号〜19896月号

単行本

198910文藝春秋刊行


『猫だって夢を見る』というタイトル本はぼくの思い違いで出版されていないものと思っていたので先に手元にあった講談社文庫で『犬だって散歩する』を読んでいたのであるそのあと積ん読の山から『猫だって・・・』を見つけて早速読んでみたわけであるこちらを南米密林古書街で見つけポチってついでに『犬だって・・・」も入手していたんだね 


例によって古今東西の本を読んでいて知識が豊富で巧みな文章を操り表している丸谷才一さんの随筆というか戯文いわゆるエッセイは登場する人名の多さに困惑させながらもいつも感心させられその上にとても面白い

残念ながらぼくはそれを上手いことまとめることができない


1点だけその文体で印象的だなあと改めて思っことは()が多いという点なにか言い切ったあとにそのことに関して関連することを追加反論する言い回しを多用しているリズム悪くなってくどいよという人もいるかもしれないけど(だから丸谷才一は嫌いだあ!)ぼくはそれがそこでひと休みし考えさせてくれるからとても心地よく気に入っている


瞳さんは「良い小説家は良い読み手」と言っていますこの文庫本の解説者清水義範さんもそうです

によって今回はその解説からの引用


330ページ

「(前略)話題が豊富で、嫌味がなくて、ユーモアがあり、知事が正確で、しかも紳士的で品のある話し相手がいれば飲んでる酒もうまくなり、気持ちよく酔えるではないか。

私にとってはそういう談話の相手が丸谷先生の本だったのである。」


331ページ

「(前略)丸谷先生の場合、ものすごい知識に裏打ちされた文章が、とても上品で、気持ちよく耳に入ってくるのは不思議なほどである。知の楽しみとはこれだなあと、いう気がしてくる。読むことが快感なのである。

 それは、先生の人間性からにじみ出ていることであろう、というのはもちろん言うまでもなくその通りなのだが、別の角度から言うと、先生の文体が読者に与える効果なのである。」


333ページ

先の()についてのぼくの考えは奇しくも清水さんも解説で触れていて敬服していると言っている。ぼくはうれしくなってしまった。


posted by httr at 09:15| 岐阜 🌁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

マイラーズカップ的中 久々にプラスになりました

2019/04/21(日)曇り

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京都のマイラーズカップ投票しました 先週の皐月賞の残金2800円投資し6点流して馬連1090円が600円的中しました 3740円久々のプラスです 天皇賞に向け良い前哨戦になりました

posted by httr at 03:11| 岐阜 ☁| Comment(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山口瞳『酔いどれ紀行』読む

2019/04/21(日)曇り


山口瞳

『酔いどれ紀行』

昭和569月発行

新潮社

204ページ2段組

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ドスト氏との旅紀行も4冊目見送りの編集者パラオ君やドスト氏の弟ら山口ファミリーの面々が長崎や浦安  倉敷小樽タヒチ郡上八幡坂田鶴岡横浜何処へ旅しても誰かが登場するまた今回の旅でも当地で新たなる瞳さんドスト氏のファンが増え毎回大宴会2人の時も朝から夜まで呑んでいる一体この二人の体はどうなっているんだそれでいつも体調良くないと嘆いているんだら自業自得贅沢病だもんね救いようがないね


やはり酒を痛飲し絵を描く瞳さんの水彩画もいいしドスト氏は本物の画家だからどの絵も味があるこの文庫にも各地でそれぞれの作品が掲載されていた


わが岐阜は奥美濃郡上八幡にも1年前から行ってみたいと楽しみにしていたんだけれども

真夏の郡上踊りの真っ最中に訪れられ此処だけは気にいらなかったまずは川魚が子供の頃から母親の影響か食べてこなかったということでせっかくの鮎も旨くなかった民謡とか踊りも踊りもたぶん田舎臭いんだろうね肌に合わず嫌いではどうしようもない残念 


冬とか春ならまた違った印象できっと気に入ったと思うんだけどなあ

posted by httr at 03:06| 岐阜 ☁| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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